前の記事で、生後1ヶ月の子猫についてのお話をしました!
今回はその後、生後2ヶ月の猫ちゃんについてです🎶
生後2ヶ月にもなれば、いろんなことに興味がでてくる時期で、
猫としての学習能力も備わってきます。
とても重要な時期ですが、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
Contents
食事と体重
ドライフードが食べられる時期に

生後2ヶ月になると、乳歯が生え揃うので、
今までのミルクやウェットフードをから、ドライフードに切り替えられる時期となります。
とはいえ、急に固いドライフードを与えると慣れないせいか
食べづらそうだったり、すぐには食べられない子もいるかもしれません。
その場合はドライフードをミルクやお湯でふやかして
柔らかくしてから与えてあげましょう✨
ウェットフードやミルクも与えつつ、
徐々にドライフードに慣らしてあげてください。
食事量は目安を守って、回数は3~4回
猫ちゃんに与える1日の食事量は、
猫ちゃんの体重と与えるフードによって異なります。
フードのパッケージに、体重ごとに与える1日の目安量が記載されていますので、
確認してからご飯をあげましょう!
1日の食事量はあくまで目安なので、厳密に守る必要はありません。
子猫のうちは成長期なので、多めにご飯をあげても問題ないですよ🎶
フードは子猫用の、高カロリーのものを選びましょう!
ご飯の回数は1日3~4回が望ましいです。
子猫は消化器系がまだまだ未発達なので、
1回にたくさん食べることができません。
少量を複数に分けて与えてあげましょう!
一度に多く与えすぎたり、ご飯を与える間隔が長すぎると
吐いてしまいますので気を付けましょう⚠
体重の変化
生後2ヶ月頃になるとだいたい1㎏未満くらいに成長します。
個体差がありますので、全ての子猫がそうなるとは限りません。
食欲があり、元気で変わった様子が見られなければ問題ないでしょう。
逆に、食欲がなかったり、あきらかに様子が変な場合は
病気の症状かもしれませんので、早めに病院に連れて行きましょう。
この時期からしつけをはじめよう!
トイレトレーニング

生まれたばかりのころは自力で排泄ができませんでしたが、
このころからは自分でできるようになります。
トイレのしつけについては、猫ちゃんに厳しく教え込むようなことは一切ありません❗
たいていの猫は、トイレを設置しておくだけで自然とトイレを覚えてくれます。
何となく本能で分かっているのかもしれません😊
しかし、はじめての場所や、はじめてのトイレの場合は猫ちゃんが理解できていないかもしれないので、
トイレに行きたいそぶり(ソワソワ落ち着かない、地面をクンクンする、穴を掘るようなしぐさを見せる)を見せたらトイレまで連れて行ってあげましょう。
また、猫ちゃんのおしっこの臭いが付いたもの(ティッシュなど)を
トイレにおいておくのも有効的ですよ🎶
万が一トイレを失敗しても、厳しくしかりつけることはNGです。
排泄そのものを怒られたと勘違いしてしまい、トイレができなくなってしまいます。
トイレを失敗してしまった場合は、消臭スプレーなどで臭いを消すだけで、気持ちをぐっとこらえましょう😵
甘噛みのしつけ
生後2カ月になると、乳歯が生え揃いますので、
いろいろなものをかじれるようになります。
じゃれながら手に甘噛みしてきたり、家の中のコードをかじってしまうこともあるかもしれません。
子猫の時には甘噛みで大丈夫でも、加減が分からないまま成長し、
成猫になった時に甘噛みでは済まされなくなっている場合があります😱
特に兄弟猫たちと一緒に育った猫ちゃんであれば、猫同士の関りで、
噛む力の加減を理解しますが、猫1匹で育った場合はそうはいきません。
なので、この時期からしっかり噛むことは良くないと覚えさせることが重要です。
猫ちゃんが噛んできたら、
大き目な低い声で「痛い!」「やめて!」と叱ります。
ポイントは噛んだ時にすぐ言うという点です。
後から叱っても、猫には何のことだか分からないので、
必ずその場でしつけしましょう❗
その他の注意点
適切な温度管理
生まれたばかりのころは、自分で体温調節ができませんでしたが、
生後2ヶ月くらいになると、だいぶうまく体温調節できるようになります。
しかし、まだ不安定ですので急な気温の変化や、寒さには弱いです。
室温はなるべく25度くらいに保ち、
猫ちゃんの過ごしやすい環境を作ってあげると安心です。
1回目のワクチン接種

生後2ヶ月を迎えるころに、最初のワクチン接種を行います🏥
猫は、母猫からの母乳を飲むことで一時的に体内に抗体を得ることが出来ますが、
それがちょうど2ヶ月頃になくなってしまいます。
そのため、病気予防のためのワクチン接種を行うのです。
生後2ヶ月で最初のワクチンを接種したら、
その1ヶ月後に2回目のワクチンを接種します。
その後は1年に1回のペースで行うことが望ましいとされています。
ワクチンの種類はいくつかありますので、
飼い猫の状況を見て、獣医さんと相談の上決定します。
ワクチンは見逃しやすいポイントですが、
猫ちゃんの健康のためにも受けておくことをおすすめします✨
ワクチンについて詳しい記事はこちら⬇

体長を崩しやすいので、毎日しっかり様子を観察する
生後2ヶ月が経過しても、依然として未発達な部分は多いです。
猫ちゃん自身は好奇心旺盛にいろんな場所をうろつき、
いろいろなことに挑戦しようとしたりします。
その過程で、異物を飲み込んでしまったり、高いところから落ちたりなど、
予期せぬことが起こる場合もあります。
猫ちゃんの行動には十分気を配るようにしましょう。
体調も崩しやすいので、ちょっとしたことで下痢や嘔吐したりもします。
下痢や嘔吐をすると、水分不足で脱水症状にもなりかねません。
重症化すると、命に係わりますので、
毎日猫ちゃんの様子と排泄物のチェックも必要です。
まとめ

生後2ヶ月になると、1ヶ月の時よりできることが増えました🎶
早くも猫ちゃんの成長を感じることができます。
人間もそうですが、猫ちゃんに関してもしつけははじめが肝心です!
子猫のうちからしっかりできるかどうかで成猫になった時が決まります。
また、ハンドリングも継続して行ってあげてください🐱
子猫の時期はあっと言う間なので、この瞬間の猫ちゃんとのスキンシップも
楽しみましょう😍
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